最近では『プロテイン』という単語もだいぶ世間に浸透してきており、筋トレをする人以外にもプロテインを飲むという人が増えています。
今回は、プロテインの種類の1つである『ソイプロテイン』について書かせていただきます。
今回の記事は以下のような疑問にお答えできる記事となっております。
●プロテインパウダーって何?
●ソイプロテインの特徴は?
●ソイプロテインのメリット・デメリットは?
●ソイプロテインはどんな人にお薦め?
●ソイプロテインを飲むタイミングは?
目次
そもそもプロテインパウダーとは何か?
プロテインという言葉ですが、英語の“Protein”となり日本語訳は“タンパク質”の意味になります。
もともとはギリシャ語の“Proteios(プロテイオス)”という言葉が語源になっており、『最も大切なもの、第一の』という意味から来ています。
プロテインパウダーというのは、このタンパク質が凝縮された粉です。
タンパク質は食事からも摂ることができます。
ただ食事からタンパク質を摂ろうとすると、脂質や糖質などの余分な栄養素も一緒に吸収されてしまうことがあります。
プロテインパウダーは脂質や糖質などをできるだけ抑えて作られています。
ですのでカロリー自体もそれほど高くありません。(1杯100~150kcalぐらい)
カロリーを抑えて、純度の高いタンパク質を、より多く吸収するために、プロテインパウダーは非常に効率的な栄養補助食品です。
ソイプロテインの特徴
ソイプロテインは大豆を主原料とした植物性タンパク質です。
大豆に含まれている水分、脂分を取り除き、タンパク質部分だけを取り出し、粉状にしたものです。
ソイプロテインは体内への吸収がゆっくりで、飲んでから5~6時間ぐらいで体へ吸収されます。
よって飲んだ後の腹持ちもよく、ダイエットをしている方にも愛用されています。
ソイプロテインは植物性のタンパク質となります。
植物性のソイプロテインに対して、動物性タンパク質として、ホエイプロテインやカゼインプロテインという種類もあります。
ホエイプロテイン、カゼインプロテインに関しては、過去の記事でご紹介していますので、以下を参照ください。
ソイプロテインのメリット
満腹感が長く続く
ソイプロテインは飲んだあと5~6時間ゆっくりと時間を掛けて吸収されていきます。
飲んだ後の満腹感も長く続き、ダイエットをされている人のタンパク質補給には最適です。
朝食の代わり、おやつのスナック菓子の代わりにソイプロテインを飲めば、十分なタンパク質を摂取でき、満腹感も長い時間続きます。
腸内環境を整える
ソイプロテインは大豆が主成分となっているので、多くの食物繊維が含まれています。
食物繊維を多くとることにより、快便になり便秘解消にも役に立ちます。
女性ホルモンを整える
ソイプロテインの原料の大豆には、イソフラボンという成分が多く含まれています。
大豆に含まれるイソフラボンは、エストロゲンという女性ホルモンに構造が似ているため、
植物性エストロゲンとも呼ばれたりしています。
女性ホルモン値が上がることにより、女性特有のお悩みの助けにもなります。
●生理不順の解消
●PMS(月経前症候群)の改善
美容効果
ソイプロテインにはイソフラボンやサポニンという成分が多く含まれており、
それにより美肌効果にも役にたっています。
またタンパク質を摂取することにより、髪をきれいにしたり、爪が割れにくくなったりと、女性の美容管理に大きく役立っています。
血流改善
ソイプロテインに含まれるイソフラボンには、血液をサラサラにする効果もあります。
また、大豆のタンパク質にはコレステロール値を下げ、全身の血流を改善する効果もあります。
血流を改善されることにより、全身に栄養がいきわたり、女性に多い冷え性の改善にもつながります。
ソイプロテインのデメリット
水に溶けにくい
ソイプロテインは他のプロテインと比べると、少し水に溶けにくい性質があります。
溶け残りが発生して、プロテインのダマになることもあり得ます。
溶け残りを避けるために、最初にぬるま湯少量で溶かしてあげ、そのあとに水を加えて混ぜると、ダマがなくきれいに溶けます。
筋肥大にはあまり向いていない
メリットでご説明しましたが、ソイプロテインは体への吸収がゆっくりです。
筋トレをしている人は、筋トレ後の筋肉修復として早くタンパク質を吸収したいです。
スピーディーにタンパク質を吸収させるという点においては、ソイプロテインは不利かもしれません。
どちらかというと、ソイプロテインは腹持ちよく、ゆっくりタンパク質を吸収させるダイエット目的の方が向いています。
ソイプロテインを飲むタイミング
ソイプロテインを飲むタイミングはいつがいいのでしょうか。
就寝前
上で書きましたように、ソイプロテインはゆっくりと時間をかけて体に吸収されます。
人にもよりますが、だいたい5~6時間で吸収されます。
寝ている間にタンパク質を吸収し、腸内環境を整えたり、肌や爪の状態を良くしてくれ、血流改善などに役立ちます。
間食用
食事と食事の間のおやつとして、ソイプロテインを飲めば長く満腹感を保つことができ、次の食事までの空腹感を抑えてくれます。
朝食代わり
朝はまだエンジンがかからないから、固形物は食べられないという人も多いと思います。
固形物の朝食の代わりとして、ソイプロテインなら簡単に飲むことができます。
簡単に飲める上に、十分なタンパク質を摂取することができます。
朝食が食べられないという方は、ソイプロテインでタンパク質を補ってあげることができます。
ソイプロテインに向いている方
ではどのような人にソイプロテインは向いているのでしょうか。
女性全般
ソイプロテインのメリットで色々と書きましたように、ソイプロテインには女性の健康管理において役に立つ面が多数ありますので、女性全般的にソイプロテインはお薦めできます。
ビーガンの方
ビーガンの方は動物性のタンパク質を摂取しませんので、基本タンパク質は全て植物性のものとなります。
植物性の食事から十分な量のタンパク質を摂取するには、結構な量になり、時にはカロリー過多になってしまう可能性もあります。
ソイプロテインであれば、少ないカロリーで多くのタンパク質を摂ることができますので、ビーガン食の方の栄養摂取の見方になります。
乳糖不耐症の方
牛乳やヨーグルトなどの乳製品を食べるとどうもお腹がゴロゴロとなってしまうという方もいらっしゃると思います。
乳糖不耐症というのは、牛乳に含まれる乳糖という成分をグルコースとガラクトースに分解する乳糖分解酵素(ラクターゼ)の活性が低下しているために、乳糖を消化吸収できず、お腹を下してしまう症状です。
ソイプロテインは植物性タンパク質なので、乳糖は入っていません。
乳糖不耐症の方でもソイプロテインならお腹を下す心配もなく、飲むことができます。
ダイエット目的の方
ソイプロテインは時間を掛けてゆっくりと体へ吸収されます。
吸収がゆっくりなため、満腹感も長持ちします。
食間のおやつなどにソイプロテインを飲めば、ダイエットにも役に立ちます。
お薦めソイプロテイン3選
【CRAS(クラース)】
一つ目にお薦めしますのは『CRAS(クラース)』というソイプロテインです。
こちらはモデルのマギーさんが協同開発に携わって開発されたソイプロテインです。
本気で自分の体型と向き合う女性のためのソイプロテイン【CRAS】
現在のフレーバーは以下の2種類です。
◆黒糖きなこ味
◆黒糖抹茶味
どちらのフレーバーも味がよく、腹持ちがよく満腹感が長く続くと好評です。
今なら初回限定での大幅割引もしているようで、ご興味のある方は一度お試しください。
【ジェシカズ・フォーミュラ アサイー&ミックスベリー味】
次にご紹介するのは『ジェシカズ・フォーミュラ』というソイプロテインです。
スーパーフードのアサイとベリー系フルーツの甘みをブレンドさせた味で、非常に飲みやすいと好評です。
また1杯あたりの糖質量がたったの1.1グラムなので、糖質制限中の方でも問題なく飲むことができます。
大豆のイソフラボン成分をふんだんに活かしたプロテインなので、「女性用プロテイン」と書かれていますが、もちろん男性でも飲むことはできます。
またタンパク質に加え、ビタミンの配合量にもこだわっており、美容効果にも適しています。
【モリンガプロテイン/MORINGA PROTEIN】
次にご紹介するのは『モリンガプロテイン』というソイプロテインです。
このモリンガプロテインですが、ただのソイプロテインではなく、スーパーフードを4種類も配合させています。
●モリンガ:90種類以上もの栄養素を含んでいて、地球で一番の栄養植物と呼ばれています。
●ヴァージンココナッツオイル:脂肪燃焼効果があり、ダイエット食品としても有名なヴァージンココナッツオイルを配合しています。
●アセロラ:抗酸化作用のある「アントシアニン」を豊富に含んでいて、アンチエイジングにも効果的です。
●アサイー:葉酸や鉄分が豊富に含まれていて、不足がちなミネラルを補ってくれます。
また豊富な食物繊維を多く含んだイヌリンやお腹の調子を整える乳酸菌も配合されていますので、便秘気味の方などにとってはお通じの改善にもつながります。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回はソイプロテインに関して、以下をまとめました。
・ソイプロテインの特徴
・ソイプロテイン メリット
・ソイプロテイン デメリット
・ソイプロテインに向いている人
・ソイプロテイン 飲むタイミング
ソイプロテインのメリットなどを並べていくと、比較的女性にとってのメリットが多くあげられます。
しかしながら、男性はソイプロテインを飲んだらダメという訳ではありませんので、誤解のなきようお願い致します。
ただ上記メリット・デメリットにてご説明しましたように、ソイプロテインはゆっくりとタンパク質を吸収させるタイプとなります。
ガンガン筋トレをしてすばやくタンパク質吸収→筋肥大を狙いたい男性は、ソイプロテインではなく、ホエイプロテインの方が向いていると言えるでしょう。
ホエイプロテインの記事に関してはこちらからすぐに読めますので、ご参考にどうぞ。
今回の記事がソイプロテインに興味のある方の参考になれば幸いです。
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