皆さんこんにちは。
最近では筋トレをする人以外にもダイエットなどを目的としてプロテインを飲む人が増えてきています。
プロテインにも色々な種類があり、それぞれ特徴も違ってきます。
今回は一般的に販売されているプロテインの種類と特徴などについてまとめてみました。
以下のような疑問が解決できる記事となっています。
・プロテインパウダーって何?
・プロテインには種類があるのか?
・それぞれのプロテインの特徴は?
・どんな目的で、どの種類を使い分ければいいか?
目次
そもそもプロテインパウダーとは何か?
プロテインという言葉ですが、英語で書くとの“Protein”となり、日本語訳は“タンパク質”の意味になります。
もともとはギリシャ語の“Proteios(プロテイオス)”という言葉が語源になっており、『最も大切なもの、第一の』という意味から来ています。
プロテインパウダーというのはこのタンパク質が凝縮された粉です。
タンパク質は食事からも摂ることができますが、食事からだと脂質や糖質などの余分な栄養素一緒に吸収されてしまうことがあります。
プロテインパウダーは脂質や糖質などをできるだけ抑えて作られています。
よってタンパク質をできるだけ効率よく吸収するためには、プロテインパウダーは非常に便利な栄養補助食品となります。
ここで『栄養補助食品』という表現で書きました。
プロテインはタンパク質を効率よく摂るための食品の1種となります。
飲んだだけで筋肉モリモリになる魔法の粉ではありません。
体内に入るととハイになるような違法の粉でもありませんでの、ご注意ください。
プロテインの種類
一般的に売られているプロテインは以下の3種類が主流です。
●ホエイプロテイン
●カゼインプロテイン
●ソイプロテイン
プロテイン種類別の特徴
ホエイプロテイン
ホエイプロテインは牛乳に含まれるタンパク質を成分としています。
ヨーグルトのふたを開けたときに、ふたやヨーグルトの表面に水のような液体がついていると思います。
あの液体はホエイ(乳清)と呼ばれ、このホエイ(乳清)に含まれているタンパク質が、ホエイプロテインとなります。
このホエイにはタンパク質成分の他に、ビタミン、ミネラルなども含まれています。
牛乳から脂肪分やカゼインを取り除いたものが、ホエイプロテインとなります。
以前は、チーズを作るときに余分なものとして取り除かれていた成分に、このホエイプロテインがありました。
しかし現在では大切なタンパク質源として、このホエイプロテインを捨てずに使うようになっています。
余談ですが、ヨーグルトのふたについている液体をホエイ(乳清)と呼ぶとご説明しました。
実はヨーグルトで一番栄養分の高いのが、このふたやヨーグルト表面に付いているホエイ(乳清)となります。
ご自宅でヨーグルトを食べる際には、恥ずかしがらずにこのホエイ(乳清)もきちんと舐めて栄養摂取することをお薦めします。
ホエイプロテインだけご紹介した記事は以下を参考にしてください。
カゼインプロテイン
カゼインプロテインですが、こちらも原料は牛乳となります。
カゼインというのは、牛乳から脂肪とホエイを取り除いた残りの成分で、「凝固するタンパク質」です。
ホエイプロテインが水溶性で体へ吸収が早いのに対し、カゼインは「不溶性で固まりやすい」という特徴があり、体への吸収がゆっくりです。
カゼインの固める成分を利用したものが、チーズやヨーグルトとなります。
カゼインプロテインだけをご紹介した記事は以下を参考にしてください。
ソイプロテイン
ソイプロテインは大豆を主原料とした植物性タンパク質です。
大豆に含まれている水分、脂分を取り除き、タンパク質部分だけを取り出し、粉状にしたものです。
カゼインプロテインと同じように、水に溶けにくいという特徴がありますので、摂取してからゆっくりと時間をかけて体に吸収されていきます。
ソイプロテインだけをご紹介した記事は以下を参考にしてください。
目的別による種類の使い分け方
ホエイプロテイン
ホエイプロテインは摂取後40分~1時間ぐらいで体に吸収されます。
ボティービルダーやアスリートの人たちが、トレーニング後に飲んでいるプロテインは、このホエイプロテインが主流です。
こんな人におすすめ;
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カゼインプロテイン
水に溶けにくいカゼインプロテインは、飲んだ後7~8時間かけてゆっくりと体に吸収されます。
ゆっくりと体にタンパク質を送り込んでくれるので、食事と食事の間の栄養補給や寝ている間の栄養補給としては最適です。
こんな人におすすめ;
ソイプロテイン
カゼインプロテインと同様に、体への吸収がゆっくりなため、長い満足感が得られます。
また大豆に含まれる成分イソフラボンによって、皮膚や骨を強化したり、血流の改善が期待されます。
ソイプロテインはカゼインプロテインと同様に水に溶けにくく、飲んでから5~6時間ぐらいかけて、ゆっくりと体内に吸収されていきます。
満腹感が長持ちしますので、ダイエット中の間食などにも向いています。
動物性プロテインのホエイやカゼインと比べて、ソイプロテインは植物性プロテインとなります。
ビーガンの方でも安心して飲めるプロテインタイプです。
またソイプロテインは含まれている脂質の量が、動物性プロテインと比べると低く抑えられています。
脂質の量を気にしている人にも向いているプロテインタイプとなります。
こんな人におすすめ;
まとめ
種類 | 吸収速度 | こんな人におすすめ |
ホエイプロテイン | 40分から1時間 | タンパク質を即補給 |
カゼインプロテイン | 7〜8時間 | タンパク質をゆっくり補給 |
ソイプロテイン | 4〜5時間 | タンパク質をゆっくり補給、 牛乳にアレルギーのある人 |
今回は主に市販されているプロテインの種類と特徴についてご紹介させていただきました。
プロテインパウダーの役割、種類、特徴などについてのご理解が深まれば幸いです。
皆さんの目的や体質などに合わせて、プロテインの種類を選んでいただければと思います。
ご質問、コメントなどありましたら『お問合せ』もしくはTwitter DMよりお気軽にご連絡お願いします。
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