ホームジムにお薦めの器具【パワーラック】

ホームジム

皆さん、こんにちは。

私は2013年から自宅の一室を使って、ホームジムを作って筋トレしています。

ホームジムを作るにあたり、お薦めの器具の紹介という事で、今回は『パワーラック』の紹介をさせていただきます。

こんな疑問にお答えできる記事です。

●パワーラックって何?

●パワーラックのメリット・デメリットは?

●パワーラックはどうやって選べばいいか?

●お薦めのパワーラックは?

結論を先に申し上げますと、ホームジムを作って本格的に家でトレーニングをしたいと考えらているなら、パワーラックの導入をぜひお薦めします。

パワーラックとは何か?

 

『パワーラック』というのは、フィットネスジムのフリーウェイトのコーナーに設置されている、バーベルなどが設置されている器具のことです。

筋トレメニューの王道BIG3と呼ばれる、ベンチプレス、バーベルスクワット、デッドリフトなどの種目が基本的にできます。

バーベル種目以外にも懸垂、ディップス、ラットプルダウンなどの種目もできる、多機能 パワーラックなどもあります。

パワーラックのメリット・デメリット

パワーラック メリット

高重量の本格的トレーニングができる

 

バーベルを使ったベンチプレスやスクワットなどは、非常に高重量になります。

高重量のバーベルを床においた状態から、バーベルを持ち上げてトレーニングするには、やはり重さに制限がかかってしまいます。

パワーラックならラックに掛けた状態からスタートできるので、かなりの高重量の種目でも本格的に行うことができます。

一定のスペースで多種目ができる

 

最近のパワーラックならバーベル種目以外にも多種の種目ができるオプションが付いています。

・プルアップ(懸垂)

・ラットプルダウン

・ディップス

・ケーブル種目など

一定の囲われたスペースの中で、ここまで多種の種目を行うことができるのは、非常に効率的です。

カッコいい

 

パワーラックは単純にカッコいいです。

見た目も迫力があり、筋トレのモチベーションが上がります。

また友達にも自慢できますよ。

パワーラック デメリット

大きなスペースが必要

多種目ができるのはメリットなのですが、やはりパワーラックを置くのには結構なスペースを使います。

パワーラックを導入する前に、部屋の大きさと天井の高さをしっかり確認する必要があります。

引っ越しが大変

パワーラックは基本高さは2mは超えます。

大きさも幅、奥行きは1m~1.5mはありますので、一度パワーラックを設置したら移動は難しいです。

ベッドや冷蔵庫などの大型の家具よりも大きいので、引っ越しの際はかなり大変だと思います。

パワーラックを選ぶコツ

部屋のスペースに合わせて選ぶ

パワーラックは筋トレ器具の中でも、大きなスペースを必要とします。

またパワーラック本体だけでなく、ラックに取り付けるシャフトやプレートのサイズも考慮する必要があります。

横幅:シャフトの長さも考慮して、パワーラック本体+最低でも1mぐらい余分なスペースが取れるようにした方がいいです。

高さ:パワーラックのほとんどは2mを超える高さのものが多いです。

パワーラックを使って、懸垂をした時に頭が天井にぶつからないかも考慮すべきポイントです。

トレーニング用途で選ぶ

パワーラックは『ボックスタイプ』と『ハーフタイプ』に分かれます。

◆ボックスタイプ

四方を柱で囲まれたカゴのようなタイプ。

バーベルを使った種目以外にも、プルアップ、ラットプルダウンなどのオプション種目もできます。

値段は多少高いですが、これ一台あれば、ジムでできる種目の多くを行うことができます。

◆ハーフラック

柱は2本でボックスタイプと比べると、小さめです。

主にベンチプレス、バーベルスクワット、デッドリフトというBIG3と呼ばれる種目のみを行うことができます。

自宅のスペースに余裕がない方、やる種目を絞っている方はこのハーフタイプでもよいかと思います。

耐荷量で選ぶ

これはラック自体がどれぐらいの重さのバーベル、プレートに耐えられるかの基準となります。

一般的には200㎏の耐荷量であれば、大丈夫だと思います。

逆に耐荷量が200㎏に満たないものだと、プレートを追加していったときに耐えられず、ラックが転倒する危険があります。

お薦めのパワーラック3選

私がお薦めするパワーラックをいくつかご紹介します。

私がお薦めしたいパワーラックのタイプとしては、ボックスタイプです。

ボックスタイプの中でも、BIG3(ベンチプレス、バーベルスクワット、デッドリフト)以外の種目もできる多機能のパワーラックをお薦めします。

同じぐらいのスペースを使うのであれば、多機能の方が効率的にはよいかと思っています。

できる種目の少ないパワーラックを購入してもいいのですが、多分あとになって「あの種目もできればやりたいなぁ。。。」と思い始めると思います。

追加で器具を買い足すと、スペースも食いますし、余分なコストも掛かってしまいます。

それであれば、最初から多機能のパワーラックを購入した方が、最終的にはオトクだと思います。

お薦め1.アイロテック、マルチパワーラック

メーカー:アイロテック、マルチパワーラック

サイズ:幅116x奥行145x高219㎝

重量:82㎏

BIG3(ベンチプレス、バーベルスクワット、デッドリフト)の他、懸垂、ラットプルダウン、ディップス、ローイングなど可能

お薦め2.ワイルドフィット パワーラック PROフルモデルワイド

メーカー:WILD FIT (ワイルドフィット)

サイズ:幅118x奥行123x高210㎝

重量:71㎏


こちらの製品も、BIG3(ベンチプレス、バーベルスクワット、デッドリフト)の他、懸垂、ラットプルダウン、ディップス、ローイングなど可能

お薦め3.IROTEC マスキュラーラックシステム140

メーカー:アイロテック

サイズ:幅116x奥行145x高219㎝

重量:82㎏

パワーラック本体はお薦め1のアイロテック、マルチパワーラックと同じです。
この本体に、以下がセットで付いています。
■インクラインベンチ
幅70×長175×高55~121cm(シート高55cm)
ラバーバーベルダンベル140KGセット
入っているもの数量
バーベルシャフト180cm(10kg)1本
ダンベルシャフト(2.5kg)2本
プレート(1,25kg)4枚
プレート(2.5kg)4枚
プレート(5kg)4枚
プレート(10kg)2枚
プレート(15kg)2枚
プレート(20kg)2枚
1.25kg用ラバーリング4枚
2.5kg用ラバーリング4枚
5kg用ラバーリング4枚
10kg用ラバーリング2枚
15kg用ラバーリング2枚
20kg用ラバーリング2枚
合計140kgとなります(バーベルシャフト、ダンベルシャフトの重量含)
お薦め1のアイロテック、マルチパワーラックから値段は上がりますが、後でベンチやプレートなどを追加で買うのが面倒な方は、このフルセットでパワーラックを完成させててもよいかと思います。

我が家のパワーラック

寸法:横幅120㎝x奥行き160㎝x高さ220㎝

    ★できる種目

  1. ベンチプレス
  2. バーベルスクワット
  3. ラットプルダウン
  4. プルアップ
  5. ケーブルローイング
  6. トライセプス プレスダウン

 

パワーラックでできる種目

ベンチプレス

 

バーベルフックが11段階に分かれていますので、高さを調整してインクラインベンチプレスもできます。

シャフトですが、パワーラックで使うなら220㎝タイプ(もしくはそれより上)のものが必要になります。

短いシャフトだと、長さが足りずシャフトにかけることができませんので、長さの確認はご注意ください。

バーベルスクワット

 

バーベルフックが11段階に分かれていますので、好きな高さで調整できます。

ラットプルダウン

 

 

 

 

ウェイトプレートを加えて、加重していくタイプです。

ウェイトプレートは別売りなので、自分が使いそうな分を事前に購入しておく必要があります。

ウェイトプレートは金属製とゴムで表面が加工されたものがあります。

ゴム製はプレート同士が重なった時や、床に置いた時も音がたちませんので、

私はゴム製のウェイトプレートをお薦めします。



プルアップ(懸垂)

 

ワイドグリップとナローグリップの2通りできます。

チンニング(逆手懸垂)ができるように、ワイドとナローの中間ぐらいのミドルグリップもあるタイプだと更にいいと思います。

ケーブルローイング

 

 

 

フットプレートも付いています。

こちらもウェイトプレートを足して加重していくタイプです。

手で握るところはV字グリップ、ロングバー、ショートバー、ロープグリップなど、自分の好きなものに変えてトレーニングすることができます。

トライセプス プレスダウン

 

ラットプルダウンと同じように、ケーブルとプレートを繋いで上げ下げをします。

立ちながらの動作となるので、腕の筋肉を刺激することができます。

使いやすさと安全性

2019年に購入してから、ほぼ毎日種目を変えて使っていますが、全く不具合なく使えています。

バーベルフック

バーベルを掛けるフックの部分ですが、金属丸出しですがバーベルを置くときに特に気になるほどの音は出ません。

もしバーベルを置くときの音が気になる方は、フックの部分がゴム製もしくはシリコン製で加工されたものを選ぶといいかもしれません。

フックは金属丸出しですが、音は気になりません

セーフティバー

貫通式セーフティバー

我が家のパワーラックのセーフティバーですが、『貫通式』というタイプのものです。

これは棒状のセーフティバーが柱と柱を貫通しているため、『貫通式』と呼ばれます。

安全性は高いのですが、セーフティバーの高さ調整に少し時間がかかります。

またセーフティバーを抜き差しするときに、「キィー」という金属同士が擦れる音が発生します。

他のタイプのセーフティバーとしては、『ロックピンタイプ』、『サイド取り外しタイプ』というワンタッチで高さ調整できるタイプもあります。

簡単に高さ調整をしたい人は、『ロックピンタイプ』、『サイド取り外しタイプ』のパワーラックを選ぶといいかと思います。

まとめ

最後まで読んでありがとうございました。

最初に書きましたように、ホームジムを作って本格的に家でトレーニングしたいなら、パワーラックはぜひお薦めします。

これ一台でジムにいるように、多数の種目を行うことができてしまいます。

パワーラックがあれば、ジムにいく必要がほとんどなくなります。

この記事がパワーラックに興味を持たれている方の参考になれば嬉しいです。

ご質問、コメントなどありましたら『お問合せ』もしくはTwitter DMよりお気軽にご連絡お願いします。

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